〜小悪魔の館〜

オレンジの風に吹かれて


　〔ご注意〕***30字くらいで改行されるよう、ウィンドウの横幅を適宜縮めてお読み下さい***




「ココなら...いいんだな」

ゾロの手がサンジのシャツの裾から入っていく。それは同時に"脱げ"というサインでもあった。サンジがシャツを脱ぎ捨てると、もうゾロは下着も脱ぎかけているところだった。今が初めてでは無いというのに、その下着から飛び出したモノを予期せず見てしまい、サンジは思わず目を逸らした。

「おめぇも早く脱げ」

ゾロが片手でサンジの下着を下ろしながら、もう一方の手でペニスを押さえた。まだ何もしないうちからソコは硬くて反り返っていた。

白い肩から胸をゾロの唇が滑り下りる。そのゾロの頭にはサンジの手が載っている。ゾロの唇が胸の突起に触れると、舌先で上下左右に何度も転がした。ソコが少し尖ってくると、舌で絡め取り甘噛みし、そして吸い付く。

サンジの手が落ち着かない様子を見せた。ゾロがそっと視線を上げて見てみると、サンジが唇を噛み締めているのが分かった。ゾロが自分の指をサンジの唇へ当て、そろそろと撫でる。

「口開けろ」
「んっ」
「おめぇが声出してくれねぇと....どんだけ感じてるか分からねぇから」
「.....」
「な？」

今度は指で愛撫しながら、ゾロはサンジの耳元で念押しした。




サンジは下半身がふわふわと浮いているような気分だった。ゾロの両手はサンジの脇腹からゆっくりと下り、太腿から膝の裏までを撫でている。膝をそっと持ち上げながら左右に開き、その中心に顔を近づける。

ゾロの熱い息がかかる度、ぴくんと揺れるサンジのペニス。その先端からは、透明のやや水っぽい粘液が糸を引きつつ落ちてくる。その下にある嚢の中にある丸みのあるモノが、蠢いているのが分かる。ゾロはそれを柔かく受け止めるような手つきで、ごく弱い力で揉んでみた。

そして同時進行で足の付け根や臍の中にまで舌を這わせた。

「ん....」
「コック」

サンジは腕を顔に載せ、また耐えるような声を出している。

(俺はおめぇの顔が見ていたい....隠すな)
(何で俺の気持ちイイとこ知ってんだ....)

サンジが出した体液がシーツにまで零れそうになり、ゾロが指で掬い取る。指が間に合わない所は舌で舐め取った。

「んぁ....そ....ソコ」
「....ココか」

偶然触れた場所にサンジの思わぬ反応。ゾロは息が上がってくる。舐めているだけでは物足りなくて、深く奥までペニスを咥え込んだ。

「ふああっ」

息がろくに吸えないうちから声が漏れて抑えられない。その先端がゾロの喉の蠢きに触れる度、深い快感に襲われる。時々深くなりながら、ゆるやかな快感が、絶え間なくずっと続いている。

(あ.....何でこんなに気持ちイイんだ....)

ゾロの動きに合わせるかのように、サンジは無意識のうちに腰を揺らしていた。快感の波が迫ってくる度、サンジはゾロの頭を押さえつける。

「ああっ...んっ」

声もすでに抑える事はできず、自分でもよく分からない状態だった。そのサンジの声がゾロの下半身を直撃する。ゾロはゆっくりと深呼吸をし、目を瞑って何とかやり過ごす。

「マリモ.....」

見れば薄っすらとサンジの目には涙が滲んでいるようだ。

「....大丈夫か？」
「はぁ......何か....俺....」
「辛いのか？」
「いや.....すげぇ気持ち....い.....」
「そうか」

ゾロは安心して、また愛撫を続けた。サンジのペニスは限界かと思われる程、硬くなっている。

「マリ...モ...っ」
「ん？」
「おめぇ....ヤリてぇんだろう？」
「あ？」
「俺ん中に.....ソイツを」



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サンジったら余裕あるフリしてます。





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