〜青い薔薇　番外編 4〜

飛翔〜AnotherStory〜


　〔ご注意〕***30字くらいで改行されるよう、ウィンドウの横幅を適宜縮めてお読み下さい***



(あれ...？私...)

「あっ！嫌だ...いつの間にっ」

は飛び起きた。

「スケッチブック...」
「そこに置いてあるよ」
「サンジ君...」

ソファベッドに寝かされていたは、ゆっくりと起き上がった。すぐ傍には、バスローブ姿のサンジとゾロがくつろいでいる。

「あ、ごめんなさい..長居しちゃって」
「ん？別にいいよ？明日休みだし」
「泊まっていけばいいだろ」
「ええっ、そんな訳には....」
「まだ、絵だって描いて欲しいし」
「俺の全裸、まだ描いてねぇだろ」
「わわっ...ごめんなさいっ...もういいですっ」
「俺達にあんなカッコさせといて...これで終われると思ってないよね？」
「アテ振りだけじゃなくて、生のカラミも描け」
「おいおい、ゾロ！ドサクサに紛れて何言ってんだよ」
「....何か、面白がってない？...特にゾロ」
「へへっ...」
「ゾロ....悪ノリし過ぎだぞ」
「もう、冗談はいい加減に...」
「ちゃん、これでも俺達、人に見られる商売やってんだから...例え趣味のお手伝いとは言え、中途半端は嫌なんだ」
「...どうだ、描けそうか？」

ゾロはローブの紐を解き始めた。

「わーっ、やややめてっ...」

は手で顔を覆った。でも指の間から覗き見てしまう。

「描くか描かないかは、の好きにしろ。俺達は適当にやっとくから」
「て、テキトーって....こんな近くで見てるのに...？」
「さぁ、どうする？」

はゾロに選択を迫られた。


-----突然で悪ぃが、次の3つから選んでくれ。

「１．描くのを止めて、が一人、あっちのベッドで寝る」
「２．俺達二人の傍で絵を描く。ただ見てるだけでもいい」
「３．一旦頭冷やしにシャワー浴びてくる。それから考えろ」

どうする？-----


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